『水曜日のダウンタウン』での“元号当て芸人”に注目集まる!

相川ナロウ

 5月8日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の内容が、神回と話題になっている。この日の放送では、「新元号を当てるまで脱出できない生活」として、3月31日の夜に呼び出された若手芸人・ななまがりが「平成荘」に隔離され、新元号を当てるまでを追った企画である。

 ルールは、5分に1回、予想した新元号を半紙を書き額縁に入れて発表する。生活は朝食と昼食は定期的に支給され、夕食はクイズの正解に応じて支給。1日に1回ベースポイントとして2,000円が支給されるほか、チャンスタイムでは画数の多い漢字を書いて正解すれば1画200円が支給される。これによりタバコのほかティッシュなど生活必需品などが得られるほか、「松竹梅」のヒントもある。梅のヒントは新元号発表の街の声、松のヒントは電球で、画数、頭文字、どちらか1文字が正解するに応じて大中小の強さで光るというものだったが、本人たちには伝えられず。しかし、独自に読み解き、総回答数921回、98時間40分で正解にたどり着いた。この日は1時間の放送で、この企画のみの放送だったが、神回となった。何より注目を集めそうなのは、出演したななまがりであろう。

「ななまがりは2007年にコンビ結成。吉本興業の芸人養成所であるNSCを経由していない、大阪芸術大学の落語研究会出身です。非NSC芸人としては『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で最年少優勝を果たした霜降り明星が知られていますが、ななまがりも近頃注目を集めている実力派芸人です。また、『水ダウ』の監禁系企画では芸人がブチギレるといったハプニングも起きていますが、彼らは淡々と仕事をこなし正解にたどりつきました。今回ブッキングされたのは、スケジュールが空いていることに加え、ストレス耐性や胆力の強さも評価されたのかもしれません」(芸能関係者)

 番組に出演していた杉村太蔵から「一番遅く新元号を知った日本人では?」と指摘されたななまがりは、令和ブレーク芸人にノミネートされたといえるだろう。
(文=相川ナロウ)

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