“客寄せパンダ”にする目論見は外れてしまったようだ。
フジテレビの平成最後となる定例会見が4月19日、東京・台場の同局で行われた。そこで話題にのぼったが2つの報道番組について。
一つは元フジテレビアナの加藤綾子がキャスターを務める情報番組『Live News it!』、もう一つは同局の三田友梨佳アナがキャスターを務める新報道番組『Live News α』だ。
「宮内正喜社長は視聴率4%台で低迷する前者については、『まだまだ、満足行く結果とはなってない』『帯番組で結果が出るまでに時間がかかる。長い目で見ていきたい』と話す一方、後者については『三田アナウンサーの評判がいい。『グッディ!』での経験が発信力につながっている』と評価していました」(スポーツ紙記者)
「加藤がキャスターを務めた初日は、新元号発表という“ご祝儀ネタ”が決まっていたものの、結果は大惨敗。その後も他局に大きく水を開けられており、低い数字を渡される系列の地方局からは抗議が殺到、年間2億円と言われる加藤のギャラには局員たちから『これなら局アナで十分だった』との声が聞かれます。現場の空気はすでに“長い目”で見てもらえるような状況ではありません」(テレビ関係者)
三田アナの評判がいいことも当然、加藤の耳にも入っているようで、本人はかなり焦っているという。
現場ではさまざまなテコ入れ案も用意されたようだが…。
「番組サイドからはフジのOGで元貴乃花夫人の河野景子をコメンテーターに据える案が出ましたが…。これまで男性視聴者からの人気が高かった加藤ですが、同番組は夕方の放送ということもあって、主婦が中心。テコ入れするにも難しいようで、今のところ前身番組となんら変わらない内容を続けるしかない」(前出・テレビ関係者)
やはり、加藤に「夕方」を任せたのが謝りだった?