テレビ朝日は4月18日、2月14日に放送されたバラエティー番組『アメトーーク!』で特集した「高校中退芸人」の内容において、事実と異なる内容や差別的な表現があったとし、公式ホームページに謝罪文を掲載した。

「番組では、西成高校に『椅子と机が繋がっている理由は投げられないようにするため』『窓がガラス素材でない理由は、ガラスだと割る人が多いから』『トイレットペーパーを職員室に取りに行く理由は、盗まれるから』という“不良対策”があるとネタにし、西成地区を『行かない方がいい地域』と紹介していた。テレビ朝日は、それが『差別的な表現』だったと認め、謝罪しています」(スポーツ紙記者)

 このニュースを知り、大手出版社幹部は「テレビ界の意識の低さに驚きました。出版業界ではありえないことです」と言って、こう続ける。

「テレビ番組の制作責任者が、『別冊フレンド事件』を知らないことに驚きました。96年に『別冊フレンド』(講談社)に掲載されたマンガの作中で『西成』の脚注に『気の弱い人は近づかない方が無難な所』と当時の副編集長が記載したことで、複数の人権団体が『差別』だと編集部に抗議。担当役員以下6名が謝罪文を持って西成区役所を訪問し、連載中止、当該号の回収、著者、編集長連名の謝罪文の掲載を提案するも、団体側には『単なる尻尾切り』と拒否されました。その後、抗議集会が複数回行われ、最終的には講談社社長が謝罪文を提出。社内研修会を実施したことで事態は収束しました。出版各社が行っている差別に関する勉強会では間違いなく登場する『教科書』的な事案です。2月の放送は見ていませんでしたが、番組が吹っ飛ぶ可能性もあるのでは。また仮に台本どおりだったとしても、出演者たちに差別意識がなかったことも問題視されてしかるべきでしょう」

 MCの雨上がり決死隊の2人はこの件についてどう思っているのだろうか。

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