昭和の芸能界を代表する名優・渡哲也。毎日映画コンクール男優演技賞やブルーリボン主演男優賞を獲得し、歌手としても全日本有線放送大賞金賞も受賞。日本芸能史の黎明期を支えた功労者だが、今年で78歳。直近の姿をとらえた週刊誌「女性自身」の写真が公開され、往年のファンは驚きを隠せない様子だ。
写真は4月上旬の都内病院前でのカット。渡は酸素ボンベ入りのバッグを片手に車から降りたところをとらえている。年齢のせいか痩せた様子で、鼻と酸素ボンベをつなぐチューブが体調の芳しくなさを感じさせる。
往年のファンにとってはドラマ「太陽にほえろ」、若者でも宝酒造CM「松竹梅」や『マグロ!二夜連続!』の番宣セリフでおなじみの新春ドラマ「マグロ」の姿を通じて、勇ましい凜とした男というイメージが当たり前になっていた。だからこそ、今回の変貌ぶりに世間は驚いている。
昭和の大スターの変容ぶりに呼応するように、所属事務所の石原プロモーションの今後にも動きが。渡の俳優引退と併せて、石原プロモーションの終焉を見据えているという。