SKE48運営会社の急騰で思い出される「秋元銘柄」の実力

編集部

 アイドルビジネスにおいて、またしても投資の動きが見られている。

 4月5日、東証ジャスダックに上場している株式会社KeyHolderが、全銘柄中トップの値上がり率(33.64%)を記録したのだ。株価上昇の材料がまったくない中での急騰だったため、市場関係者の間でも注目を浴びているという。

「KeyHolder社は3月1日に芸能プロダクション『AKS』から30億円でアイドルグループSKE48を買収。株主優待には48グループの特別ライブイベント企画への招待券を贈呈することでも話題になりました。また連結子会社には乃木坂46メンバーを起用した事業展開も進められており、『秋元康銘柄』の代表としても知られています」(マネー誌ライター)

「秋元銘柄」は16年にも急騰した動きを見せたことがあったという。

「マザーズ上場ブランジスタが秋元氏の名前を前面に押し出したスマホゲーム『神の手』を制作。いわゆるクレーンゲームで、景品にはAKB総選挙の檀上の空気が入った『場空缶』など、AKB関連のアイテムが用意されました。同社は秋元氏を起用したゲーム事業で月収100億円、年間1200億円の売上高が見込めるとされ、その結果、1500円台だった株価は10倍の1万5000円にまで急騰しましたが、やがて急落。実は、この相場の受益者がブランジスタ社の創業者であり、新垣結衣らが所属する芸能プロダクション・レプロエンタテインメントと同社社長だった。レプロの報告書で、レプロと社長合わせて約20億円の売却益が実現していたことが発覚しました」(前出・マネー誌ライター)

 SKE48を30億円もの巨額で買収した株式会社KeyHolderだが、勝負運の強い「秋元銘柄」の威光を借りた…ということだろうか?

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