ダウンタウン・松本人志が3月24日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、テレビ朝日を“出禁”となっている理由を明かした。
ゲストの中居正広が4月からテレビ朝日系でニュース番組のMCを務める話の流れで松本は「テレビ朝日の偉い人と吉本の偉い人が揉めたって…」「上層部がタンカを切ったんですよ。“ダウンタウン出せへんぞ”って。そうした向こうが“いらへんわ~”って」と内情を暴露した。
実はテレビ各局には、ダウンタウン同様に出禁になっている大物タレントが大勢いる。
「さんまはテレビ東京、テレビ朝日、NHKではまったく姿を見ない。テレ東については、81~84年までお色気番組『さんまのサタデーナイトショー』で司会を務め、テレ東全番組でトップの視聴率を獲得。しかし、逆に出資社の日本経済新聞社のイメージを悪くするという理由で突然、打ち切りになり、以降、疎遠となっています。また、NHKはさんまが出演した99年放送の大河ドラマ『元禄繚乱』の収録後に編集段階で出演シーンが全てカットされたことでNHKスタッフと打ち上げの席で大ゲンカに。テレ朝は95年にある番組でサッチーこと故野村沙知代がゲスト出演したのがきっかけ。トーク中のサッチーのわがまま振りにさんまが激怒。番組の収録中にも関わらずサッチーが途中で楽屋へ帰ってしまった。局の上層部はさんまにサッチーへ謝罪するように要求したため、さんまは激怒し、もう『テレビ朝日には一生出ない』と心に決めたそうです」(芸能記者)
ビートたけしの出禁番組は、TBS系の『オールスター感謝祭』。たけしによれば、「俺が出てくだらないことをやりすぎてね。報道の上が怒っちゃって『あいつは2度と使うな』と言ってるらしいんですよ」とのことだ。
「ほかにも、とんねるずは91年に放送された『紅白歌合戦』でパンツ一丁の姿で『受信料を払おう』とボディーペインティングを背中に施して登場し、局のひんしゅくを買ってしまった。またウッチャンナンチャン・内村光良はテレ朝アナだった徳永有美と略奪不倫したことで同局を出禁に。徳永が『報道ステーション』に復帰したことから、今はテレ朝のほうが内村にラブコールを送っています」(前出・芸能記者)
大物タレントの出演が特定の局に偏っているのにはそれなりの理由があるというわけだ。