荒れ模様となった会見だが、ネット上が特に反応したのは、山口の「松村匠取締役は第三者委員会が行われる前に『繋がっているメンバーを全員解雇する』と私に約束しました」というツイート。日本アイドル史を振り返れば、ファンとの過度な交流を犯したアイドルが一線から退くというのは不思議な話ではない。ただ、本事件を知る芸能関係者によると、第三者委員会の調査で明らかになった12人のなかに、山口も含まれていたとの噂も。その場合、山口も解雇されるひとりだが、運営サイドとしては12人を調査するとなると山口にも聴取しなければならず、運営上“不利益”になる証言がでる可能性も。だからこそ不問という形をとり、「グループ刷新なし」で収束させたい思惑があるとひそかに言われている。
相反する運営側の説明対応と、山口の玉砕覚悟の大胆アクション。どちらにせよ、それぞれの選択が、事件の解決を呼び込み、NGT48という地域密着型アイドルの健全運営につながることが第一である。