AKB48・向井地美音の「総監督」就任に漂う“敗戦処理”ムード

編集部

「敗戦処理か」「泥舟を任されて大変だな」「総監督って必要?」など、ネット上ではシラけたムードが漂っている。

 3月19日、AKB48の劇場公演が都内で行われ、4月1日から向井地美音が「総監督」になることが発表された。

「公演途中で現総監督の横山由依が『早い段階で総監督をバトンタッチした方がいいんじゃないかという話になりました』と経緯を説明。向井地に『後輩にバトンを渡して繋いでいけるように、死ぬ気でやってほしい』と激励しました」(芸能記者)

 向井地は2013年に15期生としてAKB48に加入し、昨年の選抜総選挙では13位で選抜入り。子役時代にドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)で篠原涼子の娘役を務めた経歴も注目されたものだった。

 しかし、アイドル誌編集者はこう不安を口にする。

「昨今のアイドル界は『坂道シリーズ』の独壇場。48グループは今夏の選抜総選挙を行わないことが決まっており、世間の関心が薄まっている。さらに、48グループ内でも話題になるのは地方グループのほうで、主要メンバーが卒業したAKBはお茶の間にまで浸透しているメンバーがほとんどいないという状況です。しかも、AKB48は現在16期生までいますが、向井地は15期生と本来ならまだ先輩に引っ張ってもらう立場。総選挙13位というポジションも大所帯を率いて『顔役』になるには少し物足りない。果たして、人気を復活させて後輩にバトンをつなげられるのかどうか…」

 このご時世、会社で「死ぬ気でやれ」と言われたら「パワハラ」扱いされるところだが、向井地が先輩の檄にどう応えるか見物だ。

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