Sexy Zone・中島健人、見事なピアノ演奏を披露も、ドラマ『砂の器』の難役に懸念の声が止まず

編集部
Sexy Zone・中島健人、見事なピアノ演奏を披露も、ドラマ『砂の器』の難役に懸念の声が止まずの画像1Sexy Zone・中島健人

 28日に放送予定のフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『砂の器』の制作発表会が18日に行われ、主演の東山紀之をはじめ、Sexy Zoneの中島健人、野村周平、高嶋政伸らメインキャストが登壇。劇中で天才ピアニスト役を演じる中島がその腕前を披露し、東山から「すごいね、ここまでとは思わなかった」と絶賛される一幕があった。

 推理小説の大家・松本清張による不朽の名作『砂の器』。これまでに何度も映像化され、その度に話題になるが、今作では東山がベテラン刑事の今西栄太郎役、その今西に追い詰められる和賀英良役を中島が演じるということで注目を集めている。

「中島は幼少期からピアノを習い、Sexy Zoneのライブでは弾き語りを行うなど、その腕前はファンの間では以前から周知されていました。さらに、今回の役作りのために特訓を重ねたようで、ネット上では、『プロの演奏を差し替えているのでは?』と疑いの声が飛び交うほど卓越した演奏を披露。原作小説における和賀は、時代の最先端をいく文化人グループの中でもひときわ煌めく存在。王子キャラで人気を博す中島は、その表面上では適役といえるのではないでしょうか」(芸能関係者)

 しかし、同役を演じる上で難しいのが、幼少期の父親との関係性や“和賀英良に生まれ変わった”過去の経緯。その深い闇を抱えて生きる複雑なキャラクターを演じるには高い技量が要求されるため、原作ファンの間では少なからず、「キャスティング大丈夫?」と懸念の声が広まっている。

「これまでの作品で和賀役を演じたのは、田村正和や佐藤浩市、佐々木蔵之介などといった実力派ばかり。2004年にTBSで放送された連続ドラマでは、事務所の先輩である中居正広が演じて絶賛され、全話平均視聴率 19.6%(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)というヒットを記録しました。これらの先人に対して中島は、昨年10月に放送された主演ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(日本テレビ系)での演技が酷評されるなど、役者としての実力や実績は見劣りするため、原作ファンから不安視されているようですね。逆にいえばこれまでの評価を一変させるチャンスであり、中島にとって“大根or名優の仲間入り”を決定づけるターニングポイント的な作品になるのかもしれません」(同)

 分岐点については、映像化そのものに関しても同じことが言えるかもしれない。和賀の父親に関して差別的な描写が含まれるため、ここ最近のドラマ版は原作とかけ離れてしまい、あえて実写化する意味はあるのかと疑問の声も。それらの意見を払拭し、新たな名作としてドラマ史に名前を刻むことができるか。中島の演技だけでなく、リメイク作の是非を問うという意味でも重要な作品になるかもしれない。

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