ビートたけし、ピエール瀧の逮捕で再びの“リアル・アウトレイジ化”に苦言 『いだてん』不調の戦犯は回避か

編集部
ビートたけし、ピエール瀧の逮捕で再びのリアル・アウトレイジ化に苦言 『いだてん』不調の戦犯は回避かの画像1ビートたけし

 2017年公開の映画『アウトレイジ 最終章』でピエール瀧を役者として起用したビートたけしが、麻薬取締法違反の疑いで瀧が逮捕された事件について、18日発売の「週刊ポスト」(小学館)の連載コーナー「21世紀毒談」において言及。「『アウトレイジ』俳優の前科持ちは、オイラひとりで十分だっての」と自虐しつつ苦言を呈した。

 瀧の逮捕についてはまだ詳しいことが分からないため、「じっくり話すのは次回」に持ち越したたけしだが、2月には12年公開の映画『アウトレイジ ビヨンド』に出演した新井浩文が、派遣マッサージ店の女性従業員への強制性交容疑で逮捕。“アウトレイジ俳優”が事件を起こすのは今年に入ってから2人目ということで、ショックは大きいことだろう。

「新井が逮捕された直後、たけしは同連載において、『いくらR-15指定のヤクザ映画だからって、出演者が前科者だらけってんじゃ笑えない』と咎め、『「悪さ」をいくらやらかしたって演技の肥やしになりゃしない』として、同シリーズに出演した大杉連や西田敏行が『揃って礼儀正しい人格者』だと例に挙げました。しかし、その翌月に瀧の逮捕となり、映画のキャッチコピーが“全員悪人”だったこともあって、『他にもリアル・アウトレイジがいるのでは?』と疑ったり、『人格者リストに瀧を加えなくて正解だった』と指摘する声があるなど、ネット上では格好のネタにされてしまっているようです」(芸能関係者)

 瀧とは監督としてだけでなく、現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では役者として共演したため、たけしにとってダブル・ショックとなったカタチだが、こちらについてはネット上で、「視聴率惨敗の戦犯扱いを回避できたのでは?」と憶測する声も広まっている。

「同ドラマでは落語家・古今亭志ん生役を演じ、ナレーターも務めるたけしですが、放送前から懸念されていた滑舌の悪さに批判の声が殺到。先月10日放送回の平均視聴率が9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、歴代最速で2ケタ割れを起こした際には、真っ先に槍玉に挙げられてしまいました。しかし、逮捕によって非難の矛先は確実に瀧へと向かい、全話平均視聴率での史上最低記録更新もほぼ確実視される中、たけしはその戦犯から逃れることに成功したのではないでしょうか」(同)

 瀧が逮捕されてから初ということで少しは注目度が上がるかと思われた17日の放送回も、平均視聴率は8.7%と振るわず。このまま不名誉な記録達成となってしまうのか、その数字の推移に対してだけは世間の関心が高まりつつある。

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