コカイン使用の容疑で12日に逮捕されたミュージシャン・ピエール瀧。石野卓球とのテクノユニット・電気グルーヴの30周年ライブ中止、リリース楽曲の配信中止にはじまり、出演中のドラマやレギュラー出演中のバラエティ番組の放送が中止や出演シーンのカットなど、芸能界に与えた影響は絶大。所属事務所は対応にてんやわんや。マルチタレント界のトップに登りつめたからこそ、その損害は30億円ともいわれている。
ピエール瀧をよく知る音楽関係者や知人などからは、20代からコカインや大麻を使用していたという常習性よりも、「充実した芸能活動を送っていたのになぜ」という使用理由に疑問の声があがっている。それに対して、17日に捜査関係者より「ストレス解消のために使った」との供述をしたそうだ。
電気グルーヴとして芸能界デビューを果たし、その後子ども向け番組「ポンキッキーズ(フジテレビ系)」のレギュラー陣に抜擢。その後は音楽活動と併行してバラエティ番組でトーク力をいかんなく発揮し、役者としても大成しており、まさに芸能界の主要ジャンルを制覇しているといっても過言ではない活躍ぶりだ。