フリーで活動の上田まりえアナ、需要はある?

相川ナロウ

 元日本テレビアナウンサーで、現在フリーアナウンサーの上田まりえが、3月末で所属事務所の松竹芸能を退社することがわかった。4月以降は個人で活動を行う。上田アナといえば、レギュラーを務める『5時に夢中!』(TOKYO MX)を休養していたが、このまま降板するという。

 上田アナは日テレ時代に、マツコ・デラックスと共演し「闇の深さ」などをキャラ付されてきた。その後は16年4月からマルチタレントを目指し各番組に出演してきたが、「荷が勝ちすぎた」ともいえよう。今後のフリーアナとしての活動の将来性はどうだろうか。

「やはり元キー局アナという肩書は大きいといえます。結婚式やイベントの司会、ナレーションなど『声の仕事』が無数にありますからね。特に結婚式の司会は、友人や知人を通して直接頼まれる場合も多く『ご祝儀相場』としてお金をはずんでくれる場合も多い。フリーならば事務所に中抜きされることもありませんので、そのまま自身の収入につながるといえます。この手の仕事は小さくとも途切れることはありませんから、生活は成り立つと思いますよ」(放送作家)

 帯レギュラーの『5時』降板を見てもわかるとおり、上田アナはすでにラジオやテレビなどの仕事への興味は失っているのだろうか。

「上田アナは18年より早稲田大学の大学院でスポーツ科学を学んでいます。すでに関連の会社も立ち上げていますので、今後はアナウンサーとしてばかりではなく、スポーツ関連の仕事もこなしていくのではないでしょうか。彼女は今年で33歳ですから、何かしらの将来のビジョンはあるといえるでしょう。体調不良によるなし崩し的なフリーというわけはなさそうです」(前出・同)

 女子アナの中には実業家や、医学部入学など意外な転身を果たす人間が多い。上田アナもそうした活躍を見せてくれるよう期待したい。
(文=相川ナロウ)

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