人気アイドルグループ・欅坂46を卒業することが決定している長濱ねるが、9日に開催されたグループ握手会に参加。卒業を惜しむファンが大挙として訪れ、会場は混雑の極地。長濱のレーンには長蛇の列ができ、24時近くまで握手に追われるという事態となった。
この日の握手会は、欅坂46の8枚目シングル「黒い羊」の発売を記念して開催されたもの。同シングルは平手友梨奈が8作連続でセンターを務める盤石の一枚となっているが、長濱にとっては最後のシングルとなる。そうした背景もあってか発売後2日でハーフミリオンを突破するなど、まさに長濱ねる様々といったところだ。
そうした販売効果を物語るかのような握手会の盛況ぶり。それを見越して前日には公式HPで混雑の予想が発表されたものの、その時点での握手会終了予定時間は18時で、実際には23時オーバー。AKBグループを含め長年にわたり握手会を実施してきた運営側の予想も及ばない長濱人気を見ると、逃した魚は大き過ぎると言わざるをえないだろう。
このような混雑ぶりにもかかわらず握手会を全うした長濱のプロ根性には感服だが、入場制限させることなく握手会を敢行した運営側の決断には、ファンのあいだでも賛否が別れる。最後に握手をしたいファンの心情もわかるが、今後しばらくは欅坂46メンバーとして活動する長濱にとっては大きな負担。歌にテレビ出演、コンサートにと大忙しの日常を考えると、無理をさせてはいけないのではと思ってしまう。
握手会は16日に名古屋、21日には大阪で開催され、長濱も参加予定。長濱にとっての長丁場はまだまだ続きそうだ。20歳の女の子が握手のし過ぎによる疲労骨折といったニュースが舞い込まないことを祈るばかりだ。