米津玄師公式サイト
昨年のNHK紅白歌合戦で話題をかっさらった人気者が、教育評論家にシフトチェンジ!?
シンガーソングライターの米津玄師が、6日にツイッターを更新。音楽でも芸術でもなく、なんと教育に関する持論を投稿。さらに、371文字の内容を3回に小分けして投稿するという奇妙な行動に、ファンは心配を募らせ、その他大勢は米津の奇行を野次馬のように見守っている。
投稿内容はこうだ。「小学生のころ戯れに行った絵画教室で、同年代の生徒が描いた絵を指導という名目でズケズケと塗りつぶしながら修正した教師をそばで見ていた」との導入部分は米津自身の体験談のようで、「その時の『こんな悪人が世にいるのか』と思った記憶が今なお人格の一部として機能してる実感がある」と、教師に抱いた嫌悪感つづっている。
次の投稿では感情がヒートアップ。「痛みがなければ理解できないという理由で、暴力を正当なものだと挿げ替えようとすることの浅ましさ」「その胸には暴力に耐え切った優秀なケースだけが成功体験として残り、足元に積み上がった失敗には一切目を向けない。自分の指導能力のなさを子供に押し付ける態度でしょうね」と、なにやら過去に体罰指導を臭わせる怒りがにじむ内容だ。
そして最後の投稿では、若者の賛同を集めそうな米津節が。「子供ながらの『純粋な表現』が必ずしも美しいとは全く思わないけど」と世間の美徳と一拍距離をおいたかと思いきやの「自分には何かができるという過信が才能なんだとすれば、それを叩き折る行為に意義なんてない」と尖る若者を肯定する格好いい一言。この1曲できそうなほどの濃密な投稿にネット上では共感の声が巻き起こっている。