日向坂46、オードリーの巧みな戦略で『キン肉マン』原作者に認知 40周年記念特需の便乗に期待も

編集部

 3日、翌日に人気コミック『キン肉マン 66巻』(集英社)の発売を控えた漫画家ユニット・ゆでたまごの原作担当の嶋田隆司氏が、「平均年齢18.8歳の日向坂46にもキン肉マン愛は伝わりました!」とツイート。アイドルグループ・日向坂46の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京系)の画像入りの帯が付いた最新巻を紹介し、「まさか本家の帯を飾ることになるとは!」「展開が早すぎる」などと、日向坂46ファンを驚嘆させた。

 正義超人・キン肉マンを主人公にしたプロレス系格闘漫画の同作品は、1979年に連載がスタートし、アニメの放映が開始された80年代には『キン肉マン消しゴム』が人気を博すなど大ブームに発展。その頃に幼少期を送り、作品を溺愛するお笑いコンビ・オードリーの2人(春日俊彰&若林正恭)がMCを務めることから、日向坂46メンバーは番組内で“教育”を受け続けている。

「昨年4月の番組スタート時から、『キン肉マン』のキャラにちなんだたとえツッコミを積極的に繰り出すオードリーに対して、日向坂46メンバーはポカンとするばかり。それでも構わずにネタが続けられたのですが、先月10日深夜に放送された回において、春日発案でレクチャー企画を実施したところ、メンバーが意外にもノリノリで番組は大盛り上がり。最新巻の帯に入ったのはその時の画像だったのですが、放送からわずか1ヶ月あまりでの“公式採用”にファンは驚き、『オードリーがMCで良かった』『さすが売れっ子芸人』などと称賛の声が相次いだようです」(芸能関係者)

 ただの押し売りにも思えたオードリーの『キン肉マン』ネタだが、同企画のオープニング・トークでは春日なりの戦略が明かされ、「そこまで計算してたの!?」「昨年から猛プッシュしてた謎が解けた」などと、日向坂46ファンを唸らせることになった。

「収録前にコミックを読んでくるよう指示したため、若林から『新しいセクハラなんじゃない?』とツッコまれた春日ですが、同作品は連載開始から今年で40周年にあたるということで、『1年間のうちに何度かあります』と、特番に呼ばれる可能性を示唆。メンバーから完全にスルーされても意に介さずネタを打ち込み続けてきたのは、ファン層がまったく異なる2つのコンテンツの橋渡しのためだったのだと、その戦略性の高さにネット上では驚きの声が飛び交いました。すでに原作者に認知され、帯にまで登場しましたから、メモリアル・イヤー特需にあやかることは間違いないのではないでしょうか」(同)

 先月11日にけやき坂46からグループ名を改め、今月27日には初の単独シングル『キュン』(Sony Records)をリリース予定と、日向坂46にとっても今年はメモリアル・イヤー。オードリーにバラエティ力を鍛えられつつ、坂道グループの先輩たちに負けない活躍を期待したい。

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