26日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)において、太田光のネット環境について相方・田中裕二が語る一面が見られた。田中は太田を指して「スマホも持っていないしSNS一切やっていないのに、これだけ炎上するってすごいよな」と語った。ただ、太田はいわゆる“機械オンチ”ではない。
「太田は雑誌連載なども多く抱えていたので、1990年代からパソコンには親しんでいたようですね。インターネットも利用しています。時事ニュースをネタにするので、情報収集の意味合いもあったのでしょう。ただ、ウェブを通じて情報を発信することは現在に至るまでしていませんので、SNSには興味がないのかもしれません」(業界関係者)
ただ、情報はかなりチェックしていると見られる。
「爆笑問題に関するネットニュースのほか、エゴサーチを通して匿名の意見なども見ているようです。最近では、全国のラジオ放送が聴けるラジコプレミアムを通して、全国各地のローカルパーソナリティとの番組を通した交流も行っていますね。いわゆる情報ジャンキーの気質はあるでしょう」(同)
太田は発言がたびたび炎上することで知られる。過去にはノーベル賞の日本人受賞者について「もう飽きた。昔の方が価値があったな。レコード大賞みたいなもの」とラジオで話し炎上。昨年に飲酒状態で事故を起こし逮捕された元モーニング娘。の吉澤ひとみのVTRに音声が入っていなったことを受け「モー娘。は口パクだった」と話し、炎上している。後者は完全なるボケであるが、うまく伝わらなかったようだ。こうして見ると太田の発言は批判も織り込み済みの意図的なものとわかる。一般人がネットを通して解消するフラストレーションを笑いにぶつけているともいえそうだ。
(文=相川ナロウ)