ついにネタが尽きた?
2月17日放送の『林先生が驚く 初耳学!』(TBS系)が波紋を呼んでいる。
番組は元々、日常に役立つ情報や雑学などをメインで紹介し、林先生が知らなかったら『初耳学』に認定するというバラエティだったが、今回から新企画『吉川美代子先生の女子アナ学』がスタート。民放キー局の採用試験に落ちたことのある女性たちを学院生として迎え入れ、一流講師陣とともに民放キー局アナウンサー試験のリベンジに挑むというもの。
第1回はアナウンサー採用試験で面接官を務めていた元TBSアナの吉川美代子がオーディションを行い、「方向性が完璧に間違ってると思います」「抑揚をつけて読むというのは、とてもダサい読み方です」などと厳しい言葉を浴びせる模様が放送された。
「『初耳学!』では現在、『アンミカ先生のパリコレ学』を放送中。アンミカが一流の講師陣とともに学院生をブラッシュアップし、パリコレデビューできる逸材を見つける企画です。『林先生×アンミカ先生情熱と怒りの二大授業SP』と題された1月6日放送の2時間スペシャルは視聴率13.4%と番組ベストを更新。その結果を受けて、ドキュメンタリー路線を強化することとなったのでしょう」(テレビ誌ライター)
しかし、『パリコレ学』と『女子アナ学』がメインとなったことで、林先生の出番は激減。そのためこれまでの番組ファンからは「『トリビアの泉』といい、雑学系番組はネタ切れがつきものだけど、こうも内容が違ってしまうのは末期症状」「『行列のできる法律相談所』と同じく全然違うものになってる最悪」「パリコレ以降、タイトルと番組内容が一致していない」「昔の『ASAYAN』のパクリか」「初耳学としては面白くなくなった。番組名を変えてくれ」といった不満が続出している。
雑学を披露できなくなった「初耳学!」。視聴者離れが起きなければいいが。