19日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)において、太田光が自身が所属する芸能事務所タイタンが開設した「タイタンの学校」に特別講師として参加したエピソードを話した。
「タイタンの学校」は2018年10月にスタートしており、従来の芸能事務所が行っていたお笑い芸人の養成ばかりではなく、カルチャースクール的な側面もそなえている。太田夫人として知られる光代社長のほか、お笑い芸人の長井秀和、弁護士の大渕愛子弁護士、元フジテレビアナウンサーの山中秀樹、小説家でミュージシャンの辻仁成、プロデューサーの菅賢治など豪華な講師陣が話題だ。
ただ、太田の印象は異なるようで「掃き溜めみたいなんだよ。全然面白い奴がいないの」と毒づいた。これには田中裕二は「最初から面白いやつなんていないよ」とたしなめるも、太田は『カーボーイ』のハガキ職人をしているって奴がいたから「訊きたいことある?」というと「なんで毎回ネタだしているのにギャラがもらえないんですか?」と問われたので「バカヤロー。ふざけんな」と返したようだ。田中は「ボケだから。そこは突っ込んであげなきゃ」と冷静に話していた。
それでも太田は続けて「本当にロクなのがいないんだよ。46歳で変なやつがいてさ。今から芸人になりたいって言うんだよ。だけど全然しゃべれない。今まで何やってたんだって聞いたら、着ぐるみの会社で働いていたっていうんだよ」と、爆笑問題の2人も知る人物の会社出身であったようだ。
ボロクソながらも、自身の事務所の養成所に対しても、いつもの太田節を崩さないさまは、芸人として一本筋が通っているともいえるだろう。
(文=相川ナロウ)