「カイジものまね」芸人、ガチのギャンブル好きだった?

相川ナロウ

 お笑いコンビ、こりゃめででーなの伊藤こう大のインタビューが話題だ。「日刊ゲンダイ」(日刊現代)および同紙のウェブサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」に掲載されたもので、ギャンブルにハマりマックスで700万円以上の借金を抱え、現在も500万円ほどの借金があるという。

 記事では大学へ行く金がないので8時間以上歩いて通学した、駅でタバコのシケモクを集めて吸っていたといった貧乏エピソードが語られている。それでも現在もギャンブル好きは続いており、70万円のギャラが入った時にはカジノの聖地であるマカオに足を運んだようだ。

 こりゃめでてーなは、吉本興業の芸人養成所であるNSC東京校の8期生。同期の出世頭といえばスリムクラブや、パンサーの尾形貴弘、馬鹿よ貴方はの平井“ファラオ”光などがいる。彼らも『エンタの神様』(日本テレビ系)に出演するなど一部のお笑い好きには知られていた。だが、伊藤で思い出されるのが「カイジ」モノマネだろう。

「エスポワール号に乗り込むカイジ、パチンコ沼を攻略するカイジなど漫画のマニアックな場面を、付け鼻コスプレとともに演じるネタですね。作者である福本伸行公認モノマネとして知られます。さらに『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイのものまねでおなじみの若井おさむが率いる『劇団アニメ座』にも所属しています。『カイジ』シリーズはもともとマニアックな作品ですが、ガチのギャンブル狂の伊藤が演じていたとなるとリアリティが増しますね」(放送作家)

 こりゃめでてーなは今年度より「埼玉県住みます芸人」となっている。だが「住みます芸人」よりもガチのクズキャラを極めていった方が、芸人としてのインパクトはありそうだ。

(文=相川ナロウ)

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