霜降り明星 せいやTwitter
史上最年少でのM-1優勝を果たし、平成最後のシンデレラボーイとして絶賛活躍中のお笑いコンビ・霜降り明星。コミカルで独創的なボケを繰り出す「せいや」と、ワードセンス抜群なツッコミで早くもトップ芸人としての階段を昇り始めている「粗品」は、Nextダウンタウンとの呼び声も挙がるほどの実力の持ち主。フレッシュさだけでなく、最近ではせいやが自身のいじめ体験談を告白し、世間からの好感度も爆上がりとなっているから、もはや手の付け所がない人気ぶりだ。
しかし、そんな上昇ムードに水を差す事態が。1月27日放送「霜降り明星のだましうち!(ABCラジオ)」で、せいやが新幹線内で起きた不快な事件を強い口調で明かしたのだ。
ブレイクを果たした霜降り明星は、現在移動にグリーン車を使用しており、その新幹線の車中で怒りを感じたとのこと。せいやが乗務員からグリーン券を買い所定の席に向かおうとした時、乗務員が「見た?あの態度。あれやったら絶対消えんな。あいつ」と言ったそうだ。
それが発端となり、せいやの乗務員への追及劇が開演。その場にいた他の乗務員に確認をとるが、否定するばかり。その後、渦中の乗務員がやって来て『発言は誤解』だと説明するが、せいやの怒りは収まらず「こういうの録音して歩いてるんですよ、って言ってん、俺」とカマをかけ、乗務員の動揺を誘った一幕を番組内で話した。
せいやは、本件について「今後JRの職員さんにああいう人を1人も出さないでください」と話し、あくまで『世間のため』という体をとっているが、ネット上ではせいやに対し「怒りエピソードでも、笑いに変えるのが芸人」「乗務員は失礼だけど、せいやもやり過ぎ」との意見が挙がっている。
たしかに、暴言を吐いた乗務員に非があることは間違いない。ただ、せいや自身が乗務員を不快にさせる言動をしていたか否かに言及していない点が気になる。今回の一件で「せいや=気むずかしい人間」というイメージが広まったことは間違いない。若手芸人らしく振る舞いを一度見直さない限り、今後はせいやに対する一般人から注がれる視線は厳しいものになる一方だろう。