爆笑問題・太田光、嵐の活動休止をサザンに重ねる

相川ナロウ
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 29日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)において、27日に20年末での活動休止が報告された嵐について語られた。

 太田光は嵐の活動休止に、サザンオールスターズの桑田佳祐を重ねて見たようだ。サザンは08年の活動30周年を機に無期限の活動休止を発表し、5年後の13年に再開している。太田は桑田から発表の1ヶ月ほど前に、活動休止の報告を受けていたが、相方の田中をはじめ誰にも言えなかった。今回の嵐の活動休止報告も、大野智の口からメンバーに伝えられたのは17年6月であり、1年半以上前であった。そうした部分にサザンに重なるものを太田は感じたのだろう。

 桑田から活動休止の一報を聞いた時、太田は「活動休止しなくてもいいじゃないですか」と思ったという。ただ「桑田さんはサザンのファンのことを何よりも思っていて、このままはっきりとした形を言わないまま続けていくことは忍びない。申し訳ないと思っており、サザンの看板というか屋号をみなさん(ファン)にお預けしますと、そういうことがあった」と話し「爆笑問題の屋号がそんなプレッシャーになると一回も思ったことがない。やっぱりスーパースターになるとそういうのがあるんだな」と思いを馳せた。

 さらに、ゴタゴタを経て2016年末に解散したSMAPの名前も出しながら「国民的にスターになると、そういうものはあるんだろうね。我々にはわかんないよね。黙ってしれっと続けばいいなと思うけど、そういうわけにもいかないんだろう。それだけのものを背負っているんだろうね」と語った。さらに11年に75歳で亡くなった立川談志も自分に厳しく、太田と会うたびに「俺はもう駄目だ。落語ができない」と言い続けていたエピソードも披露された。

 太田は嵐メンバーに、桑田や談志のように自らを厳しく律するプロ意識を見たのかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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