27日、アイドルグループ・嵐が2020年いっぱいで活動を休止することを発表。同日に都内で会見を開き、メンバーそれぞれが心境を明かした。
嵐メンバーはややラフな洋服で登場し、極めて「和やか」な雰囲気の中で終始会見が行われた。今回の活動休止の言い出しっぺである大野智が「活動休止に至った経緯」や「話し合いを重ねた」ことを強調。そして、大野の気持ちにメンバーそれぞれが納得している、という点を非常に強くアピールしていた。
「大野さんが悪者にされる可能性もある、自分の中で区切りつけたかったことってないのか」という質問に二宮和也が「僕はないです」「リーダーのせいでこうなったとは、同じぐらいゼロに感じています」とうまくフォロー。
松本潤は「(今後は)コンサートツアーと同時に20周年やってきたことをお祝いできるみんなで楽しめる、イベントみたいなのもやりたい」「20周年のベストアルバムや、ビデオ・クリップのリリース」など、主に今後の活動に関する発言。
そして相葉雅紀は、多くを語らなかったものの、和やかな会見のムードを作っている印象だった。
全体的に「リーダーの気持ちを理解し、誠意を示そうと努力している印象」を世間は感じていたようだ。SMAP解散や山口達也書類送検の謝罪や会見の「暗い」「重い」印象をしっかり打ち消したといえる。メンバーが「事務所の方としっかり話し合った」という点を強調したのも印象的である。
ほぼ完璧な会見といえるが、1人だけ「ミス」をしてしまったメンバーが。