引退宣言の純烈・友井『紅白』初出場歌手には身体検査が必要?

編集部
純烈祭! 全員集合 [DVD]より

 複数の女性に対するドメスティックバイオレンスや貯金の使い込みなどの金銭問題が「週刊文春」(文藝春秋)と同誌のオンラインサイト「週刊文春デジタル」に報じられた純烈の友井雄亮が11日に記者会見を開いた。記事の内容はすべて事実と認め、グループ脱退と芸能界からの引退を表明した。

 純烈は、全国の健康センターやキャバレーなどを地道なドサ回り営業によって人気を高めていった男性コーラスグループである。中高年女性のアイドルというべき存在で、昨年度の『NHK紅白歌合戦』へ初出場を果たした。これからメジャーでの活躍が期待された矢先に、新年一発目の「文春砲」によって沈められてしまった形である。同じようなパターンとしては3年前のあの事件も彷彿とさせる。

「2016年1月に報じられたベッキーとゲスの極み乙女。川谷絵音の不倫騒動ですね。当時、川谷が既婚者であるにもかかわらず、ベッキーとともに川谷の実家のある長崎県で正月を過ごす様子が『週刊文春』に報じられたのです。川谷は若者層に人気のあるミュージシャンではありましたが知名度はいまひとつ。しかしその直前の『紅白』に出場しており、『紅白出場歌手がベッキーと不倫』と大々的に報じられました」(芸能ライター)

 これを受けベッキーはすべてのレギュラー番組を実質的に降板し、芸能活動は自粛となり現在も完全復帰はかなっていない。川谷はその後活動を続けるも、未成年タレントとの交際、飲酒現場が再び『週刊文春』に報じられ、活動自粛に追い込まれた。期せずして、紅白初出場歌手をスキャンダルが襲った形だ。

「紅白の出場歌手は、レコード会社や芸能事務所の力関係もありますが、一方で今回の純烈やネット発の米津玄師のように、インディーズ発のスターにも注目が集まります。しかし話題性だけでキャスティングしてしまうと、今回のように『文春砲』を食らう可能性もあるとわかりました。今後は身体検査が必要となりそうですね」(前出・同)

『紅白』はミュージシャンにとってはハレの舞台であり、人生最高の日ではあろう。だが有名になった分、思わぬ転落の危険も秘めていそうだ。
(文=相川ナロウ)

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