有吉弘行と上島竜兵が芸能界を語る 「逆天狗」は「天狗」よりタチが悪い?

編集部
有吉弘行と上島竜兵が芸能界を語る 「逆天狗」は「天狗」よりタチが悪い?の画像1ダチョウ倶楽部・上島竜兵

 1月6日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)においてダチョウ倶楽部の上島竜兵が、これまでに芸能界で経験した怖い体験、怖い人を語った。

 上島は、平成の初期にブレークを果たした。今年は平成最後の年ということで、当時の思い出が語られた。『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)で共演した太平サブロー・シローのサブロー師匠と酒席をともにする機会があった。サブローは後輩芸人思いのイイ人として知られる。

 最初はおだやかに飲みながらサブローが、上島らを「ええやん今売れてるやん。頑張ってるやん。おもろいで」と評価した。ただ上島は素直に受け取らず「今もお笑いに対して悩みがたくさんある」と謙遜を続けていたようだ。何度かやりとりがあったのち「何悩んでるん? (こっちが)売れてるからええねんいうて褒めてるねん。『どうもありがとうございました』でええねん。何やねん。何がおもろいねん」とサブロー怒らせてしまったようだ。上島は「そのあとすぐに普通のいい人になった」とフォローしつつも「逆天狗って普通の天狗より腹が立つんだよ」とふりかえった。

 これには有吉も共感し「今はけっこうコンプライアンスとかあって、冗談でも偉そうなことを言えないから、謙遜の方がタレントとしては得なのよ」「だから何言っても謙遜ばかりいうやつがいて面白みがない」と嘆いた。

 確かに最近の若手芸人はブレークを果たしたとしても、謙遜を続けて、表向きは天狗にならないパターンが多い。品川庄司の品川祐が、若手時代にスタッフに対して「ヘッドフォンをしたまま打ち合わせに挑む」といった態度を取ったことで嫌われ、そのスタッフが出世した現在、まったく仕事がないといったエピソードを間近に見ているせいもあるだろう。ただ、その分こじんまりとまとまってしまい面白みに欠けるのも確かだろう。
(文=相川ナロウ)

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