年末の恒例企画といえば、今年亡くなった人たちを追悼する「墓碑銘」であろう。22日放送の『久米宏ラジオなんですけど』(TBSラジオ)では、松村邦洋をゲストに一風変わった企画が行われた。

 この日の放送では、モノマネを得意とする松村が、久米から振られる今年亡くなった人のモノマネを次々と披露した。1月26日に92歳で亡くなった野中広務元衆議院議員に関しては、安倍晋三首相のモノマネで追悼し「久米さんが『ニュースステーション』(テレビ朝日系)をやっているときには父の安倍晋太郎の秘書をやっておりまして、久米さんと名刺交換しまして……」とマニアックなエピソードを話すと、久米から「よく知ってるね」と関心されていた。

 さらに3月14日に76歳で亡くなったスティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士については、日本語のだみ声おじさんによる人生語りという“完全想像モノマネ”で押し切った。

 もちろん8月4日に78歳で亡くなった津川雅彦さんなど、実際に親交のあった人物のモノマネや、1月4日に70歳で亡くなった星野仙一監督から、達川光男、野村克也とお得意の野球選手モノマネのオンパレードも見られた。

 さらに、プロ野球のスコアや打率を細かく覚えている松村に、久米が「あなた数字に異常に強いですね? (何かの)病気ですか?」とサラリとツッコむ場面も。松村はサヴァン症候群を取り扱った映画を引き合いに「レインマンみたいなものでして……」と恐縮しきりだった。

「松村邦洋はかつて出演していた『探偵! ナイトスクープ』(朝日放送系)で亡くなった人物の声を再現しメッセージを作るといった感動企画も行っています。今回のラジオ追悼企画も、モノマネが単なるお笑いネタではなく、さまざまな応用ができる好例といえるでしょう」(放送作家)

 リスナーからは「桂歌丸師匠のモノマネが、完全に(5代目)三遊亭圓楽師匠になってます」とダメ出しがきたほか「松村さんのモノマネは完全に憑依、イタコになってる」と絶賛の声も来ていた。

 松村は今年芸能活動30周年を記念し、単独ライブ「ひとのふんどし」も成功させている。今後もますますモノマネに磨きがかかりそうだ。
(文=相川ナロウ)

久米宏ラジオ、松村邦洋「モノマネ追悼」企画が“神回”と話題にのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!