ただのストーカー!夜中にヘリでケリー被告を追跡した『報ステ』に批判殺到

編集部

 このストーカー行為にどんな報道価値があったのか。

 12月25日夜金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車の前代表取締役グレゴリー・ケリー被告が、勾留先の東京拘置所から保釈された。保釈保証金は7000万円で、居住地を日本国内にとどめ、海外渡航を禁じることなどが保釈の条件となっている。

 そんななか、ケリー被告の保釈を報じた『報道ステーション』(テレビ朝日系)に批判が殺到したという。

「『報ステ』は保釈されたケリー氏が関係者の車で移動するのを、ヘリを飛ばして長時間にわたって追跡。逐一ライブ映像を流そうと躍起になっていました。しかし、保釈されただけで夜中にヘリを飛ばしてまで報道すべき必要があるのかと違和感を覚えた視聴者が続出。そのため、ネット上では『ヘリを出して追跡するって地元民には迷惑千万だな』『東京拘置所の周り住宅街だぞ』『そんな大事か? もっと流さなアカンニュースはあるはずやぞ』『ケリーさんがどこに行くと満足なのか?』と批判コメントが連打され、『報道ステーション』がツイッターのトレンド入りをしたほどざわつかせていました」(テレビ誌ライター)

 テレビ関係者もクビをかしげる。

「他の報道番組はヘリなど飛ばしていませんし、『報ステ』は完全に視聴者感覚とズレていましたね。ヘリの音で叩き起こされた住民もいたようで、夜中に騒音をまき散らしていたことへの批判が多く、テレビ朝日は米軍機の騒音問題について批判する資格がなくなりましたね。そもそもスタッフ自身が何を報じていいかわからず、保釈されたケリー氏に『笑顔はありません』や、『いま左に曲がりました』などと場をつなぐためにトンチンカンなレポートを繰り返していました」

 ケリー氏保釈のニュースの後に出てきたのはゴーンではなく、ゴン中山。このギャグのために粘っていたのだろうか。

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