モデルでタレントのJOYが、激怒し「絶縁」を宣言した後輩芸人の名前が、イージー蓮見ではないかと話題になっている。12月26日に都内で行われたイベントで、EXITの兼近大樹が騒動に触れ、実名を暴露してしまったのだ。同日夜に蓮見がTwitterで謝罪を表明しているため、該当者とみられる。
今回の騒動は、蓮見が無名芸人であるため「どうでもいい」といった声が聞かれるが、タイミングとしては最悪のものとなってしまったといえるだろう。
「『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)の終了直後に、サーモンの久保田かずのぶと、スーパーマラドーナの武智が審査員である上沼恵美子に暴言を吐いた騒動は、いまだに尾を引いています。芸人としては絶対にやってはいけないことであり、上沼も自身の番組で『師匠とか上下関係がないから礼儀が悪い人が多い』と苦言を呈しています」(芸能ライター)
上沼の言う「師匠のない芸人」は吉本興業の養成所であるNSC出身生を指しているといえる。久保田や武智はもちろん、蓮見もNSC出身である。
「芸人修行として特定の師匠につく場合には、師匠宅に住み込み、身の回りの世話から掃除洗濯まで、あらゆる作業をこなします。当然ながら気が休まるヒマがありません。ただその分、礼儀作法を身体感覚として身につけられるでしょう。一方でNSCはあくまで学校ですから、そうした部分がおろそかになってしまう部分はあるでしょうね」(同)
NSCは入学金と授業料さえ用意できれば99%受かると言われる。だが、今後は礼儀作法を含めた人間教育も必要なのかもしれない。
(文=相川ナロウ)