大晦日『NHK紅白歌合戦』の曲順が発表。紅組は3年連続の石川さゆりで「天城越え」でトリ、白組がアイドルグループ嵐で「スペシャルメドレー」での大トリだそうだ。その後、特別企画枠で出演のサザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」と「希望の轍」で締めるらしい。
「それならサザンが大トリだろう」という意見も見られるが、それも当然の違和感だ。NHKとしてもサザンを特別枠とすることで「スペシャル」を演出しているのは明らかだ。
そして、その状況でもなお「大トリは嵐」というのは、何かしらのこだわりを感じさせる。「国民的アイドル」という立場上、「大トリ」のワードを何としてもつけたかったということだろうか。
ネット上では「嵐のごり押しきました」「大トリじゃない」「どこが国民的?」といわれる始末。
そして今年もお決まりの「メドレー」という点が、よりがっくり感を煽っている。象徴するようなヒット曲がない、と語っているのと同じである。
そして例年通り『口パク』だろう。以前生歌の『事故』っぷりが話題になった嵐だが、さすがに『紅白』でそうした失態は極力回避すると思うが……。
いずれにせよ、今年の『紅白』、嵐には大きな期待はできなさそうだ。