プチ鹿島、アノ人気バラエティ番組での“半年間の過酷ロケ”の断片を語る

編集部
ワタナベエンターテインメント公式サイトより

 17日深夜放送の『東京ポッド許可局』(TBSラジオ系)において「コーヒーに合うスイーツ」が語られた。その前段階として缶コーヒーが話題となり、出演者のプチ鹿島がこの飲み物にまつわる思い出を語った。

 鹿島は、29歳くらいの時に、ある仕事で半年間世の中から隔絶された環境にあった。「そういう時に何が食べたいかというと、ステーキだなんだというより、ハンバーガーや缶コーヒーなどジャンクなもの」だったと述懐した。それまでは「外では缶コーヒーガブガブ飲むような人間でははなかったけど、飲みたくてしょうがなかった」と語った。

 番組名は明示されることはなかったが、これはあの人気バラエティ番組の企画で行われたものだ。

「『進め! 電波少年』(日本テレビ系)の兄弟番組として日曜午前中に放送されていた『雷波少年』の『熱狂的巨人ファンVS阪神ファン』ですね。ペナントレースを、各チームの熱狂的ファンの芸人が応援し、勝てば食事支給、連勝すればさらに内容が豪華になるほか、さまざまな特典も用意されました。一方で負ければメシ抜きという過酷な企画でした。さらに優勝すれば顔と名前が公開されますが、それが達成されない場合は、顔が隠されたまま終わってしまいます」(放送作家)

 この企画は1998年から2000年にかけて行われ、99年の熱狂的巨人ファンとして登場したのがプチ鹿島だった。最初の芸人がドクターストップとなってしまったため、鹿島が二代目として起用された。この年のペナントレースは中日ドラゴンズが優勝し巨人は惜しくも2位になったため、鹿島の顔は最後まで隠されたままだった。

「『電波少年』は、出演者を一箇所にとどめておく企画がよく行われていました。『本当は外出できたのでは?』『カメラの回っていないところでは自由?』といった話もよく取りざたされていますが、基本的にはリアリティを出すために、ずっと部屋に軟禁状態であったのはよく知られています」(同)

 プチ鹿島が語ったように、缶コーヒーすら「ごちそう」になってしまうのは、やはり番組は過酷ではあったのだろう。
(文=相川ナロウ)

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