12月12日に放送された音楽特番『2018 FNS歌謡祭』第2夜（フジテレビ系）。歌手のジェジュンが尾崎豊の名曲をカバーし、「胸にじーんと響いて涙が出てきた」「エモーショナルってこういうことだな」とファンの心を震わせたようだ。
今回の放送では「尾崎豊 名曲メドレー」と題して、X JAPANのToshlが「I LOVE YOU」、ジェジュンが「Forget-me-not」をカバー。パフォーマンス前のトークコーナーでジェジュンは、「ライブ映像を見てたんですけど、必死に歌ってる尾崎さんの姿がすごいカッコよくて。ぜひ1回でも歌わせていただきたいなとずっと思っていました」と明かしている。
「Forget-me-not」はアルバム収録曲からシングルカットされた、尾崎の作詞・作曲によるバラードナンバー。しっとりと歌い始めたジェジュンは、サビ近くからダイナミックなボーカルへと変化させていく。薄暗いステージにはオレンジ色の照明が灯り、観覧客はペンライトを手にしながら鑑賞。ジェジュンによる圧巻のパフォーマンスで、手を胸の前で組みながら聴き入る観覧客の姿も映し出された。
「尾崎豊の名バラードを情感たっぷりに表現したジェジュンですが、今回の放送では俳優・城田優とのコラボステージも実現しています。こちらはクリスマスメドレースペシャルの1曲で、ワム！ の代表曲『Last Christmas』を披露。観覧客の黄色い歓声が響き渡るなかパフォーマンスが始まると、ジェジュンはピースサインを作って笑顔を振りまく余裕を見せることに。曲終わりでは城田の背後から半身を覗かせ、キメ顔で『ひょっこりはん！』と締めくくるお茶目さも見せていました」（芸能ライター）
そんなジェジュンの姿に、ネット上では「最後のひょっこりはん可愛すぎたし何より尾崎豊のカバーが最高だった！」「今回の出演者のなかで一番表現力が高かったよね」「『この人の歌声が好き』っていうアーティストと久しぶりに巡り会えた」「ここ最近の歌手でダントツの歌唱力！」「魂のこもったパフォーマンスで心から感動したよ」といった声が続出。視聴者の感動を呼んだジェジュンだが、9月放送の『The Covers』（NHK BSプレミアム）では尊敬する歌手とのセッションを実現させている。
「ジェジュンがリスペクトしているのは、レミオロメンのボーカル・藤巻亮太。番組では藤巻がスペシャルゲストとして登場して、レミロオメンのヒット曲『粉雪』を2人で歌い上げています。またジェジュンは中島みゆきの『化粧』、斉藤和義の『歌うたいのバラッド』もカバーして番組を盛り上げていました」（同）
ジェジュンは今年6月から日本でのソロ活動をはじめたばかり。次にどんなパフォーマンスで魅了してくれるのか楽しみだ。
