有吉弘行『細かすぎるモノマネ』の影響を受けすぎた若手芸人を叱る

編集部

 2日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)において、先月復活した『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)の悪影響について語られた。

 有吉は、この番組の影響で若手芸人がテレビでモノマネを披露する時に「何々の何々で何々な時」といちいち前振りをするようになったと指摘し「あれダサくない?」と問いかけた。これは番組自体が悪いわけではなく「あれは、あの番組特有のものじゃない。あそこで発明されてあそこでやってるやつじゃない?」と語り「そのフリが面白いからってフォーマット盗むやつが嫌い」とバッサリ切り捨てた。

 確かに『細かすぎて~』は余計な前口上に対して、落下する時は一瞬といった対比があってこ成り立つものである。ほかの番組には、それぞれ正しい身の振り方があるのだろう。

 有吉は「キンタロー。とかは、ほかの番組ではしつこく言わない。そのままアンジェリーナ・ジョリーとかやってくれる」と話し「松村(邦洋)さんも、そんなこと言わないじゃない? 『ひたすら掛布雅之のモノマネを振ってくる楽屋での森光子さん』みたいなネタはやらずに、そのままやってくれる」と話した。

 有吉は番組で若手芸人と絡むことが多く「あと5秒」といった短い時間でネタを振る機会も多い。そこで、とっさにできて、誰もが知るキャッチーなネタで笑いを取れるのがモノマネの魅力であるにもかかわらず、『細かすぎて~』スタイルでネタをやろうとする若手芸人の多さに辟易としていたのだろう。

 この日はエンディングトークでもこの話題となり、アシスタントのデンジャラス安田和博も「若手芸人のみなさん。気をつけてください」と注意を促した。有吉は現在のテレビバラエティの中心的存在といえるだけに、いろいろと感じるものがあるのだろう。
(文=相川ナロウ)

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