にゃんこスター・アンゴラ村長、今後は“マニア路線”に開眼?

編集部

 24日放送の『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)では、意外な芸人の活躍が目立った。爪痕を残したといえるのが、にゃんこスターのアンゴラ村長だろう。彼女は単体で出場し「太い情報筋から得た知識をひけらかす鈴木おさむ」ネタを披露した。丸顔のルックスを似せてきたほか、いかにも鈴木が言いそうな「織田信長って居なかったらしいね」と、あるあるフレーズも決めた。

 にゃんこスターといえば、昨年度の『キングオブコント2017』(TBS系)で準優勝しブレークを果たし、間もなく2人が男女の関係であることも話題となった。だが、年末年始の番組には呼ばれたものの、ネタ力、トーク力の双方が不足していたため一瞬でテレビから消えてしまい、現在は「あの人は今」状態となっている。だが、今回のモノマネはアンゴラ村長の潜在能力を見せつけた形といえるだろう。

「彼女はもともと早稲田大学のお笑いサークル出身であり、ベタな笑いよりは、マニアックなサブカルチャー的な笑いを志向してきたといえます。その点『細かすぎて~』との相性は良いでしょう。通常、鈴木おさむをネタにする場合、夫人である森三中の大島美幸や、親交のあるSMAPなどをからめるものですが、今回のネタは鈴木単独のディープなものでした。そこに彼女のオリジナリティがあるといえるでしょう」(放送作家)

 さらに今大会には、アンゴラ村長とも関わりの深い芸人も登場していた。

「東儀秀樹とはじめとする現代の雅楽演奏者のほか『冬の訪れに気付く清少納言』といったマニアックなものまねを披露したカニササレアヤコは、アンゴラ村長と同じお笑いサークル出身で1年先輩です。今年の初めには『R-1ぐらんぷり2018』にフリーながら決勝進出を果たし話題となりました。彼女はエンジニアとしての会社員勤務と並行しながら芸人活動を続ける変わった経歴の持ち主です。今回の出演により注目度が高まりそうですから、アンゴラ村長とセットのマニアック路線で露出を増やしそうですね」(同)

 にゃんこスターは「リア充カップルの馴れ合い」「史上最速スピード一発屋」などさんざんな言われようであったが、アンゴラ村長に関しては大きな可能性を秘めているのかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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