「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」の授賞式が22日に行われ、大賞を受賞した中学2年生の鈴木すみれさんが登場した。14歳での受賞は史上最年少であり、第1回大賞を19歳で受賞しこれまでの最年少記録を持っていた脚本家の坂元裕二氏も登場した。

 同賞は1987年に創設され、以降断続的に募集されてきているドラマ脚本の新人賞である。大賞受賞作は1時間ドラマとして映像化されるため、即戦力を求める賞であるといえるだろう。

「ヤングシナリオ大賞の応募条件は自称35歳以下と定められています。ただ、これは一応の目安であり、実質的に何歳でも応募できます。ドラマ化前提の賞のため、やはり会社員としての勤務経験や恋愛経験など、それなりに年齢を重ねている人間向きの賞といえますね。小説の新人賞などでは10代の受賞は珍しくありませんが、ヤングシナリオ大賞では珍しいといえるでしょう」(業界関係者)

 この、フジテレビのヤングシナリオ大賞は数あるシナリオ新人賞の中でも多くの有名人を輩出してきた。

「第1回の受賞者は坂元裕二氏ですが、第2回には野島伸司氏と大物が続いています。フジテレビは多くの連続ドラマを制作しているほか、さらに『世にも奇妙な物語』の単発ドラマも、新人作家の登竜門となっています。いわば場数が多く用意されているといえるでしょう。スポンサー付きのドラマですから、十分なギャランティも約束されています。新人であってもアルバイトなどをする必要がなく、シナリオ執筆一本に絞って仕事をはじめられるのは理想ですね」(同)

 フジテレビのヤングシナリオ大賞受賞者は、同局との専属契約が行われるわけではなく、他局のドラマや映画でも活躍している。フジばかりではなくエンターテイメント業界全体にとって重要な賞といえるかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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