『イッテQ』の“ガチ祭り”、岡山の護法祭、鹿児島のボゼ他ロケは国内でも可能?

編集部

 宮川大輔も祭りの“怪さ”を感じとっていたようだ。

『週刊文春』が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、宮川が担当する企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」のうち、今年5月の橋祭りと17年2月のカリフラワー祭りがデッチ上げだったと糾弾。報道を受け、日本テレビの高橋好男社長が11月15日に謝罪会見を開き、企画の休止を発表した。

 11月20日発売の『女性自身』によれば、宮川はかねてから番組に疑問を感じていたという。

「現地の人たちは基本的にエキストラだったため、参加人数や異様にテンションが高かった。宮川はその異常さを感じ取り不審に思ったり、現地の人が領収書のような書類にサインする場面を目撃しスタッフを追及したこともあったとか。スタッフはやらせだとバレないように必死で言い訳していたようですが、半信半疑の宮川は『これ、祭りちゃうやん!?』と漏らしていたといいます」(芸能記者)

 ネット上では「ないものをでっち上げるのは誤りではなく捏造」「視聴者を騙した番組をいつまで続けるのか」といった批判がある一方、「バラエティーだから目くじら立てなくても」といった意見もある。

 しかし、芸能評論家は「世界でなく日本の祭りに目を向ければ“やらせなし”でもできる」と言ってこう続ける。

「たとえば岡山の『護法祭』は、夏の晩の深夜0時に“ゴーサマ”と呼ばれる神様が行者に憑依し、寺の境内を全力で走り回る。かご締め件のトカラ列島で旧盆に行われる『ボゼ』は、東南アジア風のエキゾチックなお面をかぶった神々が民家を回ります。探せば国内だけでもこういった奇抜な祭りはいっぱいあります。ロケ代も安く上がりますし、画ヅラもいい。さすがに毎週、都合よく面白い祭りは開催されていないでしょうが、特番に絞れば継続は可能だと思います」

 日テレが「今回はガチロケです」とPRすれば、かなりの視聴率が期待できそうだが…。

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