『細かすぎるモノマネ』復活、ここからブレークした芸人たち

編集部

 今年3月に終了した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の名物コーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が24日に2時間強のスペシャル特番として復活する。

 この番組は後期『みなおか』のヒット作といえ、番組の寿命を伸ばしたともいえるだろう。ステージ上に芸人ほかが次々と登場し、突然落下するスピーディーな演出もウケたといえるだろう。このコーナーからはさまざまな芸人がブレークしている。

「出世頭といえば博多華丸でしょう。『アタック25』(テレビ朝日系)の児玉清のものまねで一気に知名度を上げました。当時の彼らは芸歴15年ほどの中堅芸人でしたが、福岡から東京進出直後であり、全国区での知名度はほとんどありませんでした。最初はものまねで売り出し、キャラクター芸人としてアピールできたのは良かったのではないでしょうか」(放送作家)

 このほか前田敦子のモノマネで知られるキンタロー。や、「お前に食わせるタンメンはねぇ」のフレーズが話題となった次長課長・河本準一など、このコーナーからブレークした芸人は多い。さらに、流行り物ばかりではなく、きちっとマニアックな視点に光を当てる姿勢も評価できる。

「とんねるずの帝京高校の後輩である360°モンキーズの杉浦双亮のパ・リーグの助っ人外人ものまね、ずんのやすによる空手の師範代シリーズ、アントニオ小猪木のプロレスものまねなどが知られていますね。さらに、現在インスタものまねでブレーク中のガリットチュウの福島善成も『2時間ドラマにおける木の実ナナの事件解決後のリアクション』といったディープなネタを披露していました」(同)

『細かすぎて~』は無名芸人であってもネタ一発でチャンスをつかめる貴重な場所なのは確かだろう。
(文=相川ナロウ)

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