流行語大賞『おっさんずラブ』がノミネート『ぎぼむす』が落選に不満の声?

編集部

 選考委員はドラマを観ていないのかも?

 今年最も話題となった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選 2018ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が11月7日に発表された。

 平昌五輪、サッカーW杯ロシア大会で盛り上がった一年を象徴するように、「そだねー」「もぐもぐタイム」「大迫半端ないって」などが順当に選ばれている。

 テレビ界からは、田中圭、吉田鋼太郎、林遣都らが出演した4月期のテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』がノミネートされているが、ネット上ではあの大ヒットドラマが入っていなかったことに「なぜ?」「おかしくないか?」と、ドラマファンから不満の声が上がっている。

「7月期の綾瀬はるか主演のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)ですよ。同ドラマは、平均視聴率 14.2%、最終回では19.2%と今年の民放ドラマではナンバーワン。毎回、名シーンや名ゼリフで涙や感動を誘い、『ぎぼむす』現象を巻き起こしました。対して、『おっさんずラブ』の平均視聴率は深夜にしては良かったとはいえ、平均視聴率4.0%、最終回は5.7%。女性視聴者にウケ、田中圭をブレイクさせたとはいえ、視聴者数や流行の度合いでいえば『ぎぼむす』のほうがはるかに上ですから、納得の行かない人が多いようです」(週刊誌記者)

 流行語大賞といえば、15年に『トリプルスリー』、16年が『神ってる』と2年連続で野球用語が大賞となり、野球ファン以外からは「偏ってる」「まったく流行ていない」といった批判を浴びたものだった。

「16年には、世間では新垣結衣主演の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が、平均視聴率 14.5%を記録、最終回では20.8%の大ヒットとなっています。同ドラマは『逃げ恥』や『恋ダンス』が大賞でもおかしくないほどのブームを巻き起こしましたが、ノミネートすらされていません。選考委員たちは、おそらく誰もドラマを視聴する習慣のない人たちなのではないでしょうか。あと少し発表が遅ければ、今年も野球界から飛び出した『甲斐キャノン』がノミネートされ、大賞をゲットしていたかもしれませんね」(前出・週刊誌記者)

 昨年の大賞を覚えている人も少なそうな「流行語」。価値があるのか、ないのか…。

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