有吉弘行“20年前の八百長”をにおわせる発言に騒然!? 「言えるかって言ったら、まだ言えない」

編集部
有吉弘行

 11日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)において、有吉が経験した「20年前の八百長」について語られた。

 この日のオープニングトークでは格闘技について語られ、試合の真相的な話は1年か20年して出てくるといった話題になった。有吉は高校時代に好きだったプロレス団体UWFの暴露本が現在次々と出版されていることに複雑な心境を抱いていると話した。UWFは前田日明、高田延彦らが所属し、従来のプロレスとは異なる真剣勝負のガチンコ、シュートを標榜していた。ただ、暴露本では「既存の団体と同じく、ショー的な要素があるプロレス団体だった事実」が書かれているようだ。

 有吉は「なかなか言えないんでしょうね」と理解を示しつつ、「俺が20年前にやった八百長のことを言えるかって言ったら、まだ言えないような感じがする」と話した。

 この話で即座に思い出されるのは、1996年に『進め! 電波少年』(日本テレビ系)内の企画で行われた「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」だろう。香港からイギリスのロンドンまですべてヒッチハイクで向かう企画であったが、ゴール後に政情が不安定で陸路移動が困難な3ルートを飛行機に乗っていた事実が発覚した。だが、これ以外にも疑惑のルートやエピソードが多くある点で知られる。

 ついに、有吉はヒッチハイクの真相を語るのかと思いきや、有吉は「あの時、面白くなかったのに笑ってしまった」「ついついショー的なマッチをしてしまった」と話し、オチをつけていた。

 有吉はヒッチハイクについて裏話は語るものの、報道で語られた以上の内容は一切話さない。何より当時のパスポートを見れば、各国の出入国の記録、取得ビザの内容などは一目瞭然であろう。ただ、最大の証拠はこれまで表に出てこない。さらに、元相方の森脇和成のパスポートはフランスで盗難にあっているので存在しない。

 有吉は毒舌キャラで知られるが、テレビ業界に対してはきちっと「秘すれば花」の仁義を通しているといえるだろう。
(文=相川ナロウ)

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