大みそかの『NHK紅白歌合戦』の出場歌手予想で盛り上がる時期となったが、注目なのが和田アキ子だ。
和田は16年に落選して以降、出場がないが、今年は復帰の大チャンスだという。音楽関係者が言う。
「和田は今年、デビュー50周年のメモリアルイヤーということで、NHK内でも『さすがにオファーを出すべき』との声があがっています」
とはいえ、昨年から始まった和田の50週年ライブツアーは空席が目立ち、9月に発売された記念アルバムも惨敗と、不人気ぶりは相変わらず。
しかし、今年の和田には“切り札”があった。
「5月にイケメンアイドルグループ『BOYS AND MEN研究生』とコラボした曲『愛を頑張って』は、オリコン2位と自己最高記録を大幅に更新。最大年齢差が“半世紀”という話題性もあり、10万枚超の好セールスとなっています。このヒット曲を引っ提げる形でNHKの『ごごナマ』『うたコン』にも出演し、“NHKへの貢献度”の条件も十分満たしています」(前出・音楽関係者)
さらに、「和田アキ子 with BOYS AND MEN 研究生」の紅白出場は、NHKサイドにもメリットがあるという。
「NHKはここ数年、若者に見てもらうことを最大のキャスティグ理由にしていますが、このコラボなら年配層と若年層の両方の視聴者を取り込める可能性がある。また『ボイメン』は名古屋発のアイドルグループですが、現在は福岡、関西、名古屋、信州、静岡、東京、北海道の7カ所で研究生の発掘&育成プロジェクトを進めています。それぞれのエリアごとに地元メディアと強力なタッグを組んでいますから、もし彼らが紅白に出るとなれば、全国のメディアでPRしてもらえる。昨年、業界関係者を招いてのパーティーでは、某キー局の役員が挨拶に立っており、巷で言われているようなジャニーズからの“圧力”も実際のところはないようです」(芸能記者)
和田が記念すべき50周年に紅白出場を果たせるかは、ボイメンにかかっていると言えそうだ。