森田まさのりさんコンビ「漫画家」敗れる……『M-1』準決勝の厳しい世界とは?

編集部

『M-1グランプリ2018』の準々決勝の結果発表が7日に行われ、現役漫画家コンビとして話題となっていた森田まさのりさんと長田悠幸さんによる「漫画家」の敗退が決定した。

 森田さんと長田さんは、ともにお笑いファンでありコンビを結成。アマチュアながら3回戦を突破し準々決勝へ進み話題となっていた。『M-1』は1組2,000円の規定料金を支払えば誰でもエントリーが可能である。3回戦まで勝ち進むのは総エントリー数の5%以下の狭き門。「漫画家」は、今大会唯一のアマチュアコンビとして勝ち残り、話題となっていた。だがさすがに準決勝の壁は突破できなかったようだ。何よりこの場所は『M-1』においては、もっとも要となる。

「現在の『M-1』のルールでは準決勝まで勝ち進んだ場合、決勝進出が果たせなくとも敗者復活戦へ出場できます。現在は敗者復活戦はテレビ中継がなされ、視聴者投票によって決まりますからより注目度が高まるといえるでしょう」(放送作家)

 さらに、準決勝は『M-1』を立ち上げた島田紳助さんの思いも込められている。

「島田さんは『M-1』を立ち上げたのは若手芸人に夢を与えるのではなく『あきらめさせる』ためであったと述べていますね。当初『M-1』はコンビ結成10年以内とされていました。10年やって準決勝に残れない場合は『芸人としてお笑いの才能がない』『チャンスをつかむための運もない』ため、芸人を諦めろという意思表示だったといいます」(同)

 現在はコンビ結成15年位内にルール改定がなされているものの、この理念は変わっていないだろう。今年はどのような感動ドラマが生まれるのか。期待して待ちたい。
(文=相川ナロウ)

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