連日、オタクたちが六本木ヒルズに集結している。その理由は、かつて日本中に大量の腐女子を生み出し“オタクのバイブル”と称された『カードキャプターさくら』の展覧会「カードキャプターさくら展‐魔法にかけられた美術館‐」が、10月26日から開催されているから。

『カードキャプターさくら』は、小学4年生の少女・さくらが自宅の書斎で不思議な本を見つけたことから、そこに入っていた「クロウ・カード」を収集する「カードキャプター」となる物語。1996~2000年に少女漫画誌『なかよし』(講談社)で連載され、単行本の累計発行部数は約1200万部を突破。アニメ化、ゲーム化などのメディアミックス展開もされた。

「展覧会では作中に登場する衣装やカードがズラリと並んだり、100枚以上の原画が展示されています。作者のCLAMP氏の展示会は大変珍しいとあって、開催初の土曜となった11月3日には長蛇の列ができていました。会場には当時熱狂していた30代、40代の女性たちのほかに、男性ファンの姿も多く見られました」(会場を訪れたエンタメ誌ライター)

 同作は、主に1990年代後半~2000年代のちびっ子をオタクに目覚めさせた「オタク量産機」という文化的側面もある。その理由を前出のライターが続ける。

「20年前の時代にして、あらゆる属性を先取りしており、まさに“腐女子ホイホイ”でした。小学生同士の恋愛、シスコン、ロリ、ショタ・、百合、BL、ツンデレ、先生と生徒の恋愛、人外との恋、女装、女子高生人妻、ボクっ娘、お姉さん…足りなかったのは巨乳くらい(笑)。アニメが放送されていたのがNHKの土曜18時と子どもが見やすい時間でしたから、どハマリして偏った恋愛観を持ってしまった人が大勢いた」

 今年、新シリーズがアニメ化され現在放送中。展覧会効果と合わさって、またぞろ腐女子を増殖させそうだ。

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