11月6日深夜に放送された『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)において1990年代に一大ブームを巻き起こした『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)について語られる一面があった。

 オープニングトークの途中から「ボキャブラ」の話となり、ふっと「ポストタモリ」と口に出した田中裕二に対し、太田光が「自称がつくの。お前はそういうところがダメなの」と公開説教となった。『ボキャブラ天国』では各芸人にキャッチフレーズがつけられ「自称ポストタモリ」は出川哲朗が名乗っていた。出川は芸人オンリーとなった96年10月スタートの『タモリの超ボキャブラ天国』には出演しておらず、その前の「ボキャブラヒットパレード時代」の出演である。

 番組では「邪悪なお兄さん=海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)」「コギャル殺し=フォークダンスDE成子坂」といった懐かしのフレーズが次々と飛び出した。きわめつけは、タイトルコール後であろう。田中が「全米チャンピオン、スティーブ&ジャニカ!」と叫んだのだ。相当ディープな視聴者でなければわからないネタである。

「『ボキャブラ天国』は、人気が上昇するにしたがって、単なる芸人ばかりではなく、番組が用意したキャラクター芸人も多く登場するようになります。若い女性2人組によるアイドル的な人気を獲得したパイレーツなどはよく知られていますね。スティーブ&ジャニカはアメリカ人の男女コンビです。カタコトの日本語ネタが大ウケしますが、すぐに人気は急落していましたね」(放送作家)

 いわばデーブ・スペクターから続く「変な外国人」枠のひとつだったのだろう。ラジオでも「外国人だからちょっとおもしろそうだなって、急に出てきた」とコンビの思い出を振り返っていた。

 ボキャブラ芸人といえば出世頭の爆笑問題を筆頭にネプチューン、くりぃむしちゅー、アンジャッシュと人気芸人が勢ぞろいの印象がある。一方で、スティーブ&ジャニカのように一瞬で消え、今は芸人からも引退している人物も多い。現在活躍している芸人たちは過酷な競争を勝ち抜いた勝者なのだ。
(文=相川ナロウ)

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