4日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)において、安室奈美恵の引退による経済効果が500億円と算出されているニュースが取り上げられた。有吉は経済効果には「(安室の)アルバムをタワーレコードに買いに行く電車賃まで含まれている」ためわかりにくいと指摘した。続けて「我々の猿岩石でヒッチハイクから帰ってきた時の経済効果も250億円だって言われましたけど、全然実感がなかった」と語った。

 ただ、猿岩石ブームは250億円クラスの経済効果に相応しいフィーバーぶりであった。

「猿岩石によるユーラシア大陸横断ヒッチハイクは『進め! 電波少年』(日本テレビ系)内で放送され、1996年4月にスタートし10月にゴールします。香港からロンドンまでをヒッチハイクで向かう無謀な旅です。インドでは爆風スランプが彼らのもとを訪れ応援歌『旅人よ』をささげ話題となりました。この曲はCDとして発売され大ヒットとなります。さらに旅の様子を記した『猿岩石日記』(日本テレビ出版)もシリーズ累計で250万部を売り上げる大ベストセラーとなりました」(芸能ライター)

 猿岩石ブームがさらに加速するのは帰国後である。

「猿岩石は日テレばかりでなく『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の『テレフォンショッキング』など各番組に引っ張りだことなりました。さらに、12月には『白い雲のように』で歌手デビューも果たしています。作詞・藤井フミヤ、作曲・藤井尚之と豪華な兄弟タッグであり、プロデュースは秋元康が務めました。営業ではネタを披露せず、ヒッチハイクのエピソードトークや歌を披露することもあったようです」(同)

 これらすべての活動を合わせれば、250億円の経済効果は確かにあったかもしれない。ただ、あまりに多忙ゆえに芸人のキモといえる「ネタ作り」をする時間もなかったことが、彼らの芸能生命を縮めてしまったのも確かであろう。有吉としてもあまり振り返りたくない過去なのかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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