乃木坂46・高山一実、長編デビュー小説『トラぺジウム』に“結末変更”を求める声? 業界の裏話暴露に期待

編集部

 3日、人気アイドルグループ・乃木坂46の“かずみん”こと高山一実が、今月28日に初の長編小説『トラぺジウム』(KADOKAWA)をリリースすることが決定したと発表された。これを受けてファンからは祝福の声が寄せられる一方、「縁起が悪い」として結末変更を求める声も少なからず集まっている。

 同作品は、文芸雑誌「ダ・ヴィンチ」(同)に2016年5月号から今年9月号まで連載されたもので、高校一年生の主人公・東ゆう(あずま・ゆう)が、“東西南北の美少女”を集めアイドルグループを結成する成長物語が描かれている。ちなみにタイトルの『トラぺジウム』は、オリオン座にある4つの星からなる台形の天体のことを指す。

「高山が約2年半、超多忙なアイドル活動の合間を縫って書き綴った渾身の一作は、連載時からファンの間で好評を博し、単行本化を期待する声が高まっていました。それだけに、この吉報によろこびの声が飛び交っているようですね。ただ、連載時の結末は、主人公が結成したアイドルグループ・東西南北のメンバーの一人に彼氏がいることが発覚した結果、グループ解散。それぞれが新しい道へ進む、というプロットになっているため、『不吉すぎる』『いつかリアルに起こりそう』などと変更を求める声もあるようですね」(芸能関係者)

 単行本リリース決定が発表された同日、高山は仮想ライブ空間「SHOWROOM」配信にてファンに直接、発売を報告した。その際には出版に向けて大幅に加筆修正したことを明かしたため、もしかしたらラストの変更もあるかもしれない。また、連載時に反響を呼んでいた、アイドル業界の裏の部分の描写についても、よりリアルにリライトされるのではないかとの期待も寄せられている。

「たとえば歌番組の収録シーンでは、他のメンバーが口パクで臨んだ結果、生きたマイクを使った主人公だけが音痴のように聞こえ、さらに口パク・メンバーは笑顔にも余裕があることから、『これでは私だけが損をしているではないか』という東の毒っ気のある内心が描かれています。また、インタビューなどの受け答えにはフォーマットが用意され、『アイドルの使命はパーソナルプロデューサーを担い続けることだった』と、笑顔の裏にドライな実情があることを感じさせる描写もあります。単行本化にあたって連載1回分を丸ごと削るなどしたとのことなので、業界の裏話暴露が加味される可能性もあるかもしれません。いずれにしろ現役トップアイドルが描く内幕モノということで、注目度は高まるばかりとなっています」(同)

 長編を書くにあたって、“イヤミス(読後に嫌な気分になるミステリー)”と呼ばれるジャンルを確立した人気作家・湊かなえのような「ドロドロした」ストーリーも考えたという高山。今回は一番説得力があるということでアイドルの話を書いたとのことだが、清楚系のイメージが強い乃木坂46メンバーが書くからこそ、大きなギャップが生まれるような作品にも今後期待したい。

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