先月30日、植民地時代に強制労働させられたとして元徴用工の韓国人が、新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、4億ウオン(約4000万円)の賠償を命じた二審判決が確定。
この件に関し日本政府や経済界では怒りの声が多発。せっかく北朝鮮問題で「雪解け」も見えた日韓関係にまたしても軋轢が生じている。
この出来事が、年末の『NHK紅白歌合戦』にも影響を及ぼす可能性があるという。
「一度は雪解けした関係が再びもとに戻ったとして、今年の『紅白』は『韓流アーティスト』を出すわけにはいかなくなるのでは、という話です。昨年は『TWICE』が久々に出場しましたが、『竹島問題』の際にも『韓流排除』があったように、今回も同じ状況になる可能性は大ですね」(記者)
NHKは政府の怒りを汲むのは明らかで、それ以上に韓国アーティストを出して納得いかない視聴者の反感、それに伴う「受信料絡みの非難」が起こることも懸念するだろう。
ネット上でもこの動きが起こることは歓迎のようで「韓国アーティストはそもそもいらない」「なぜ出るのかがわからない」など賛同の様子。とりあえずこの番組が友好の橋渡しにはならないようだ。