ギャラ高騰の竹内涼真を無駄使い!『下町ロケット』不調は脚本家の変更が原因?

編集部

 ロケットスタートできなかった原因は?

 10月期ドラマで「ヒット確実」と目されていた阿部寛主演のドラマ『下町ロケット』(TBS系)が思わぬ苦戦を強いられている。 10月21日に放送された第2話の平均視聴率は12.4%で初回から1.5ポイントのダウンとなった。

「15年のシーズン1は、平均視聴率18.5%でしたから、局内は惨敗ムードです。阿部をはじめ竹内涼真、土屋太鳳、安田顕など人気俳優たちが出演。高額なギャラに加え、大がかりな地方ロケで制作費は他のドラマの3倍になっているため、17.5%が採算の分岐点だそうです。超売れっ子俳優になった竹内のギャラは、無名だった15年時から高騰。それでいて出演シーンは減った印象ですからコスパが特に悪い」(芸能関係者)

『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『民王』『陸王』など、実写版が次々と成功を収めている池井戸作品が飽きられてきているという声もあるが、テレビ関係者は低迷の理由は「脚本」にあると指摘する。

「脚本家が『半沢直樹』や『陸王』を手がけてきた八津弘幸氏から、丑尾健太郎氏に変更されたことが大きい。丑尾氏は平均視聴率2%台を記録した伝説の爆死ドラマ『HEAT』(フジテレビ系)を担当。ほかにも『無痛』(フジテレビ系)、『小さな巨人』(TBS系)、『都庁爆破!』(TBS系)、『ブラックペアン』もドラマファンからの評価はイマイチだったため、放送前から不安の声が殺到していました。案の定、登場人物が多すぎるし、前作を観ていないと人間関係がわかりづらい。話もロケットに行ったり、トラクターに行ったりし、それぞれが誰となぜ対立するのか頭に入ってこない。カタルシスも少ないですね」

 とはいえ、視聴率は2ケタをキープしており、ファンが完全に離れたわけではない。第3話以降の巻き返しに期待したいところだ。

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