俳優の三浦友和と元歌手の山口百恵を両親に持つ二世ミュージシャンの三浦祐太朗が、20日に放送されたバラエティ番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト出演。芸能一家育ちならではの自慢エピソードに、視聴者のみならず番組ホストの嵐からも羨望の眼差しが注がれた。
この日の放送では「プレイバック年表」と題し、幼少期の初めての記憶が“異常に上手い”母親の鼻歌であったことや、誕生祝に父親の高校の同級生でミュージシャンの忌野清志郎からネーム入りのミニチュアギターをプレゼントされたことなど、庶民離れしたエピソードが次々と語られた。
「セレブ話でスタジオが沸く中、進行役を務めた嵐・櫻井翔が『ヨダレ出るの抑えながらしゃべってる』と前置きして紹介したのが、Jリーグ発足時に読売ヴェルディに所属していた“カズ”こと三浦知良のサイン入りのユニフォームでした。三浦いわく、ホームパーティーにカズがサプライズ来訪したとのことですが、当時のカズといえばスーパースターだっただけに、櫻井と同世代でサッカー経験のある視聴者を中心に羨望の声が相次いだようですね」(芸能関係者)
ファンにとっては、山口百恵が身近にいるということだけでも羨ましい限りなのかもしれないが、そんな母親の伝説をネタにするエピソードも語られたため、眉をひそめる視聴者も少なからずいたようだ。
「山口といえば引退コンサートのラスト、ステージ中央にマイクを置き去った演出が語り草になっていますが、三浦はその“伝説のマイク”を、幼少期に弟で俳優の三浦貴大とおもちゃにして遊んでいたと告白。また、母親にエロ本が見つかったという恥ずかしい体験談も明かしていましたが、三浦は昨年、山口百恵カバー・アルバム『I’m HOME』(Virgin Music)をリリースし、少なからず母親のファンがセールスに寄与しているため、『あまり伝説のイメージを崩すような話はしない方が良いのでは?』『自分で自分の首を絞めることになる』などと危惧する声も寄せられているようです」(同)
母・藤圭子の楽曲を借りずとも大成した宇多田ヒカルのような存在がある一方、尾崎裕哉が話題作りにテレビ番組などで父・尾崎豊のカバーを披露するなど、二世には二世の悩みや苦しみがあるのだろう。ただ、ミュージシャンとして世に出たからには、まずは自身の実力で人気獲得を期待したいところだ。