「そのセリフはおかしいだろ!」と原作ファンからは眉を潜めたようだ。

 来年4月に公開される山崎賢人主演の映画『キングダム』。その本編映像が一部解禁となり、話題を呼んでいる。

 原作は累計発行部数3600万部超を誇る原泰久氏の人気コミック。紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、「天下の大将軍」になる夢を抱く少年・信(山崎)と、中華統一を目指す後の秦の始皇帝・嬴政(吉沢亮)が繰り広げる歴史大河作品だ。

「公開された映像では、幼なじみの漂(吉沢の二役)を亡くした信の絶叫、その後現れた嬴政、楊端和(長澤まさみ)、河了貂(橋本環奈)、大将軍・王騎(大沢たかお)らのカットや、壮大なスケールを思わせる戦闘シーンなどを見ることができます。キャストが発表された際には、原作では子供キャラである河了貂、大沢が演じることで弱そうに見える王騎などに不安の声が聞かれていました。しかし、髪をバッサリ切って男の子の見た目になった橋本や、オカマ口調の大沢はかなり頑張っているように見えましたね。とりわけ、嬴政の弟・成蟜を演じる本郷奏多は、『ビジュアルがハマりすぎ!』と絶賛されています。原作者の原氏も『仮編集の段階ですが、僕は5回泣きました』『原作とは異なる場面の追加、改編、セリフを一から生み出したシーンもあり、早く皆さんに観てほしい気持ちでいっぱいです!』とのコメントを寄せています」(映画ライター)

 しかしサブカル誌ライターは、本編映像で嬴政が信に向かって語る「お前の前には二つの道がある 奴隷の生活に戻るか 薄弱の王を助け修羅の道を行くか」のセリフだけはどうしても見過ごせないと憤る。

「このシーン、原作でのセリフは『お前は今二つの岐路にある 里に帰って下僕を続けるか 薄弱の王を助け 共に凶刃の野を行くか』です。主人公の信は戦争孤児の下僕であって、奴隷という身分ではありません。『奴隷』はモノや家畜と同じで売買対象ですが、『下僕』は契約に基づく使用人で、人間扱いされています。映画の公式サイトでも信は『戦争で身寄りをなくした孤児』と紹介されていますから、『奴隷』という言葉はおかしい」

 ともあれ、黒歴史一直線かと思われた同作だが、いい意味で予想を裏切ってくれる期待感は十分。続報が楽しみだ。

解禁された『キングダム』本編映像、原作ファンが許せないセリフが!?のページです。エンタMEGAは、エンタメ映画の最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!