巨人・高橋由伸監督「原辰徳の留守番」3シーズンで辞任!後任候補はファンはマンネリを通り越して飽き飽き?

編集部
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 巨人の高橋由伸監督が今季限りで辞任することが3日に明らかになった。報道陣に対して山口寿一オーナーが明かしたもので、高橋が辞意の申し出を行い、山口オーナーがこれを了承したこと。高橋が巨人を率いたのはわずか3シーズン。若き指揮官が目指した「常勝軍団への復活ストーリー」は道半ばで終焉を迎えることとなった。

 成績だけを見れば、当然の結末なのかもしれない。高橋が15年オフに現役を引退し、監督に就任してからというもの、セ・リーグ屈指の選手層を誇りながら2年続けて優勝を逃した。ゲレーロや野上らを補強した今季も投打が噛み合わず、9月29日には12年振りの負け越しが確定。最低でもリーグ制覇が求められる巨人において、負け癖がついている現状はいわば末期症状。高橋自身も言い訳無用といったところだろう。

 ただ、高橋が球団事情からいきなり監督業に“就かされた”ことに対して、同情する球団関係者のちらほら。むしろ、今季は4番として定着した岡本や吉川尚、重信などの若手を育て上げた手腕は大いに評価されている。来季も若手を積極的に起用する高橋采配が継続していたとしたら…。岡本に次ぐニュースターが誕生していたかもしれない。

 高橋辞任を嘆いても仕方がないが、実は球団ファンのあいだでは嘆きたくなる事情があるのだ。それは、15年に監督を退任した原辰徳が後任の最有力と噂されているからだ。原といえば2002年から2年間と、06年からの10年間、巨人の監督を務めた名将。実績には異論はないが、原の退任後に突貫工事で高橋が監督に就任した過去があるだけに、「結局、原のリフレッシュ期間の穴埋めに、高橋が利用された」という見方をするファンもいる。山口オーナーも次期監督については「難しい状況で引き受けてもらう。経験、実績といったことは必要」と話しているだけに、経験・実績を兼ね備えた原を指していることはほぼ確定だろう。

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