10月1日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、先ごろ初期の肺がんを公表した三遊亭円楽について語られた。円楽は伊集院の落語家時代の師匠として知られる。

 伊集院は、師匠から向けられるいくつかのシグナルについて語った。今年の正月の宴席の場で、同席した人間から「もう一度落語をやったら?」と迫られる伊集院に「俺の70歳の記念興行でやったらいい」と円楽が言い、その場が収まったという。さらには伊集院が『100分de名著』(NHKEテレ)で共演していた島津有理子アナウンサーが円楽と会い、伊集院の話になった時に「あいつも回り道中だから」と話していたエピソードも披露した。

 さらに師匠への見舞いメールで「(古典落語の演目である)『天狗裁き』にハマっている」と書くと「どこかでやってみな」と返信が来たそうだ。これは師匠からの、もう一度落語に向き合ってみては? といったメッセージなのだろうか。

「伊集院光は、高校在学中に三遊亭楽太郎(現・円楽)に入門しています。そのまま学校を中退したため、落第とかけて三遊亭楽大の名前をもらい、二つ目まで昇進します。しかし、内緒で受けたオーディションに合格し、ラジオパーソナリティとしての仕事が忙しくなったため、落語家を自主的に廃業しています。不義理を犯しての破門ではないため、現在も師弟関係は続いているといえるでしょう」(芸能ライター)

 お笑い芸人が落語家へと転身する例は少なくない。よく知られたところでは世界のナベアツが桂三枝に弟子入りし桂三度となり、山崎邦正が月亭八方に弟子入りし月亭方正、末高斗夢が三遊亭好楽に弟子入りし三遊亭とむを名乗っている。彼らの弟子入りの理由はさまざまであるものの、何らかの悩みがあったのは確かだろう。

「特に山崎邦正の場合は、芸人としての行く末に悩んでいたようですね。芸能活動と並行して立正大学で心理学を学ぶなど、いろいろと模索していたようです。東野幸治から紹介された古典落語にハマり、月亭八方の実子で弟子の月亭八光を通して、月亭一門に入門しました。その後は拠点を大阪に移し本格的な落語家転身を果たしました。収入は下がったようですが、芸人の心としては充足しているようですね」(同)

 山崎の場合、転機となったのは40歳をむかえて感じた壁であったようだ。伊集院も今年で51歳であるだけに、あらためて落語に向き合う選択肢もありそうだ。
(文=相川ナロウ)

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