相撲協会を退職した貴乃花、兄・花田虎上とのコンビ売りなら“タレント価値”あり?

編集部

 四面楚歌の貴乃花を見かねて、手を差し伸べたのは犬猿の仲とされる兄だった。

 9月25日に日本相撲協会への引退届を提出した貴乃花親方が連日メディアを賑わせている。

 同日に貴乃花が会見を行うと、「いじめ、パワハラ」「平成の大横綱をここまで追い込んで…」といった批判が相撲協会に殺到。一方で、貴乃花の“暴走”ととらえた人も多く、ネット上では厳しい意見も多く見られる。

「相撲協会との言いぶんが違いすぎるため、視聴者はどちらを信じればいいのかわからない状況です。食い違いの原因は、貴乃花が八角理事長と直接話し合いをしていないということ。間に人が入る形でしか対話しておらず、感情に任せて弟子を放り出してケツをまくった姿に『大人の対応ではない』との声が飛び交っています。また、弟子を千賀ノ浦部屋に移籍させたいと話していましたが、それも会見の30分前に少し電話で話しただけで、先方への根回しが何もできていない。そうした“幼稚”な部分も多々目につきましたね」(スポーツライター)

 一部報道によると、一番の味方であるべきはずの景子夫人との仲も破綻しており、すでに事実上の別居状態。離婚は秒読みだという。

 孤独な状況に追い込まれている貴乃花だが、そこに「一緒に仕事がしたい」と申し出たのが、兄で元横綱・3代目若乃花のタレント・花田虎上だった。

 貴乃花とは長らく絶縁状態だったが、今回の騒動では貴乃花寄りの発言が目立ち、生出演した27日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、「(相撲協会に)戻って欲しいですけど、多分、離れると思うんです」「なので番組でも何でも二人旅でも、と思っています」と呼びかけたのだ。

「花田氏も事業がうまくいっていないとの話もあるため、“ビジネス”と割り切って話しているのかもしれません。しかし、貴乃花は今後について『子供たちに相撲を教えたい』と語るも、当面の収入はテレビ出演に頼るしかないでしょうから、いずれはタレント活動も視野に入れざるをえない。貴乃花よりはテレビ慣れしている花田氏とのコンビであれば、テレビサイドも安心して起用できますし、高視聴率が期待できる。双方にとっても悪い話ではないのでは」(テレビ関係者)

 あとは、貴乃花が兄との過去の遺恨を水に流せるかだが、今回の騒動で見せた“狭量”ぶりでは難しいかもしれない。

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